御嶽神社(東京都青梅市)
一月の最終日に次男と武蔵御嶽神社に参拝しました。
5時半起床6時に家を出て、ケーブル下の駐車場について(ケーブルカーは運休)、
さあ登ろう!と時計を見るとピッタリ8時。
それから約1時間半程登って、予定通り“七代の滝”へと下る分岐点に到着。ここ
からは急な下りです。人ひとり分の山道で、雪がしっかり残っているのを見ては、
さすがに身の危険を感じて「今日は滝まで行くのは止めよう。」と次男に進言。
しかし言い出したら引くこと知らずの次男は「絶対に行く、俺は滝を見に来た
んだ、神社はどうでもいい!?滝だよ、滝!!」と不動の構えです。
周りで、本格的な登山装備の方々が靴に鉄の馬蹄みたいな雪に食い入る装具を
着けているのを横目で見ながら(こちらはスニーカーなんだよな、、、、)
滑って落ちたらこりゃダメだな、と思いつつ、先ずは少しだけ行ってみようと
踏み出しました。最初の、2~30メートル、何度も滑りながらも要領を得、
山道とも同期し、何とか“七代の滝”に辿りつきました。
滝の潔い響きは心の洗濯を、清らかで厳しい空気は心身を戒めてくれている
ようでした。まさに、リフレッシュという感じです。
それから、取って返して七代の滝入口に戻り、御嶽神社に向かいました。
木々に積もった雪が陽光に溶けて雨のように降り注ぎ、甘露のようです。
嬉しくなって帽子を脱いでその冷水を浴びました。
御嶽神社は、大学時代から毎年参拝する、自分自身の中では最も大事な神社です。
由緒は、崇神天皇7年(紀元前91年)の創建とされ、天平8年(736年)行基に
が蔵王権現を勧請したといわれているそうです。改めて行基の生涯に触れて吃驚。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%9F%BA
おみくじを引いてみよう、ということで神職に200円をお渡しして、木箱から
数字を引きました。29番。大吉です!!シンプルな御言葉が書かれてあります。
「武蔵御岳山 第二十九番 大吉 何事も心に任せる運あり。あまたの付合多し。
とかく人をえらびて付合べし。上目の人に用いられ次第に家も富栄ふべし。」
運に奢ることなく、自分に与えられた環境でベストを尽くしたいと思っています。
神社からの帰り道、氷に包まれた枝を見て、うわぁ!と声をあげてしまいました。
暫く降りて行くと、いつも何気に通り過ぎていた診療所を発見。思えば、
こんなところまで、人々の為に、先生方はいらっしゃっているのだな、、、、
と感慨もひとしおです。JR中央線沿線は、東京医科歯科大学の関連病院
も多いので、こちらにも医科歯科の先生がいらしているのかしら?とも思いました。
人知れず僻地の人々を守って頂いている先生方、本当に有難うございます。