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アメリカ大統領選挙から学んだこと

   

秋も深まりつつあり、紅葉を眺めて一息つく今日この頃のエージェントYです。

さて、アメリカ大統領選挙も結論が出たと言える状況まできましたね。
なんでここまでこんなことになるのかと疑問になるところもございますが

ある地方新聞にこのような記事がでていました。

「有名な「おもしろきこともなき世をおもしろく」は幕末の長州藩士・高杉晋作の言葉だ。尊皇攘夷(じょうい)運動に参加し、藩論を倒幕に転換させたり奇兵隊を組織したりと活躍したが、若くして病に倒れた。享年27。

短い人生ながら、冒頭の言葉以外にも、いろいろな語録を残している。その一つが「負けて退(の)く人を弱しと思うなよ 知恵の力の強きゆえなり」だ。勝負に負けて撤退する者は、知恵があるからこそ無駄な戦いを続けないわけで、弱いわけではないという意味だ。

引き際を見極められる人に対する高杉の敬意だろう。伊藤博文や山県有朋といった同時代の人々に一目置かれていた高杉だけのことはある。負けを潔く認めて退く。潔さは武士道で重んじられたが、きれいな負けというのは時として勝つことよりも難しいのかもしれない。

大接戦の米大統領選は日本時間のおととい、バイデン氏が当選に必要な選挙人の過半数を獲得した。本来ならトランプ氏の敗北宣言、バイデン氏の勝利宣言となるはずだったが、すんなりと事は運ばない。トランプ氏が「開票作業に不正あり」として、複数の州で訴訟を起こそうとしているからだ。

これまでなりふり構わぬ戦いを繰り広げてきたが、最後ぐらい潔く負けを認めて融和を呼び掛ければ、一定の敬意を取り戻せたかもしれぬものを。自国の選挙のあり方を否定し、場外戦に持ち込もうとする大統領に、くだんの高杉の名言は届きそうにもない。」

まさにと共感した次第です。

また、自分の非を認めない人には以下のような7つの心理特徴があるといわれており

①ミスへの罪悪感をごまかしたい
どうして自分の非を認めないのか、それは自分が失敗したことへの罪悪感をごまかしたい心理があるからです。罪悪感に耐えきれず、つい自分の非を認めることから逃れようとします。
例えば会社に遅刻したときに「ちょっと今日だけ体調が悪くて…」と言い訳をするのも、遅刻したことを本当は悪いと感じているからこその反応でしょう。
それでも言い訳ばかりで素直に謝ることができないのは、その人が気まずいと思っているから。人に嫌われることが怖いので、言い訳でごまかして取り繕おうとしています。

②プライドが高く指摘が恥ずかしい
指摘されたときに急に不機嫌になったり、あるいは「~が○○だから、私は悪くない。むしろ私の意見の方が正しい」と理屈を捏ねては自分を正当化しようとするタイプもいます。
このタイプの人は総じてプライドが高い傾向があり、指摘されること、自分の非を認めることを恥ずかしいと感じているのです。指摘する相手に威圧をかけようともします。
理屈を捏ねる自分の非を認めない人は口が達者なので、自分に指摘をする人を煙に巻こうとするでしょう。こちらを見下したような態度を取る場合もあります。

③自分だけ責められることが許せない
ちょっとしたことでも責められたくない、自分だけ責められることが許せない自分の非を認めない人は、「だって」や「でも」が口癖。指摘されると「だって○○が」と言うことが多いでしょう。
このタイプはとにかく自分に責任を課せられることが大嫌い。人や物など自分以外の存在へ責任を押し付けようとしますし、「○○さんもしてました」など他人を巻き込むこともあります。
「○○さんは今は関係ない、あなた個人の話しをしている」と言っても聞き入れません。損得勘定が強く、とにかく自分だけが損をすることが耐えきれないからです。

④自分の能力を過信し過ぎている
自分の非を認めないのは、自分の能力を過信し過ぎているからということもあります。このタイプは失敗しても「これくらいで済んで良かった」と思うだけで、反省をしません。
なぜ失敗について反省の気持ちをもたないのか、それは自己愛が強いからです。自分は優秀だと勘違いしており、だからこそ「むしろこの程度で良かった」と思います。
このタイプの自分の非を認めない人はなかなか厄介です。とにかく自分だけが可愛いので、周りがいくら訴えかけても「自分には関係ない」と相手の意見を無視するでしょう。

 

⑤防衛機制が強く自分の心を守っている
指摘されることを恥ずかしいと感じるのも、責任転嫁や言い訳をするのも、罪悪感をごまかしたいと思ってしまうのも、防衛機制が強いからだと考えられます。
防衛機制とは自分にとって許容できないことが起こったとき、それについての不安を軽減するための無意識に張る心のバリケードのことです。
自分の非を認めてしまえば精神的に辛くなる、不安で仕方なくなるので非を認めるという行為から逃げようとしています。自分の非を認めない人は、心の弱い傷つきやすい人なのです。

 

⑥自分がトップでいるために謝らない
自分はこの部署の中で一番仕事ができるんだ、私はママ友グループの中で一番裕福。だからトップの自分はミスをしても謝らない、謝ったら今の立場が崩れてしまうと思っています。
ちょっとしたミスでも揚げ足を取られて、トップの座から引きずり降ろされるかもしれない。そんな考え方なので、自分の非を認められないのでしょう。
例え勇気ある人が注意しても、自分の手下を使ってその人に集団いじめをして黙らせる。このタイプの自分の非を認めない人にはそんな過激なところがあります。

 

⑦友達や恋人相手だと気恥ずかしくて謝れない
他人には素直に謝るのに、友達や恋人にはそれが出来なくて「お前もこの前同じようなミスしてたじゃん」と反抗する。こんな風に気恥ずかしさから自分の非を認めない人もいます。
心の距離が近いので、どうしても友達や恋人相手だと、素直に謝るといったことに抵抗感があるのでしょう。謝ったら対等な関係が崩れるという危機感も感じています。
またこのタイプの人は「友達なんだから許してくれてもいいじゃん」、「恋人なんだからそのくらいのこと気にするなよ」と関係に依存しているところがあるでしょう。

という7つの特徴があるとのこと。確かにと思い

自分の非を認めない人へは最後まで話しを聞いてあげることが
大切だなと改めて考えさせられた次第です。
きっとトランプさんも最後まで話を聞いてくれる人がほぼいないのでしょうね。

 

 - Dplus, エージェントY