Dプラス スタッフblog

「医師の生涯のパートナー」を目指します

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仕事と家庭の両立

   

「医師採用の専門家」勝又健一です。

キャリアアドバイスをしていると仕事と家庭の両立でお悩みの先生が多いことに気が付きます。
主には女性医師の育児と仕事やキャリアの維持ですが、
私自身もそうですが核家族化や少子化のこともあり性別にかかわりなく介護との両立も目立ちます。
先生方の場合は専門職でなかなか替わりがいない事と、
診療行為は時間の融通が利きにくい事が問題を複雑にしているように思います。

育児も介護も時間的自由が拘束されるという意味では両立には大きなテーマです。

さて、ではどうすれば両立ができるか。

逆の立場に一度自分を置いてみましょう。
例えば、ペアまたはチームの同僚が育児や介護を理由に”権利”として早退や遅刻を主張されるケースです。
誤解ないように申し上げると有給などある程度”権利”はあるものとします。
いかがでしょうか?
素直にカバーに回れる状況ですか?

「相手によります」との答えが聞こえてきそうです。

では「どのような相手であればOKでどのような相手であれば”モヤっと”するのでしょうか?」
結局、仕事も家庭も一人では成り立たず、周りの方々と協調しながらすすめていくものです。
勝又自身も経験ありますが育児にせよ介護にせよ緊急呼び出しなどあると仕事どころではありませんし、
周りの方々のことまで気をまわしながら早退や遅刻になることは少ないように思います。
と言うことは早退や遅刻と言ったタイミングでの言動よりもそれまでの(日常的な)言動で
周囲の共感をつかんでいることが重要で、
そのような方はむしろ周りから「ここは良いから早く帰ってあげて」と声はかかるものです。

育児にせよ、介護にせよいつ呼び出しかかるか、いつ家庭からいつものように出勤できないかなど
ご自身でコントロールできないことが有る可能性がある方の両立は
通常の勤務中にどれだけ周囲の皆さんのために頑張れているかがポイントのように思います。
いかがでしょうか。
ご自身がやられて”モヤっと”することはしないほうがうまくいくように思います。

“医師不足”を考える勝又健一でした。

 - 勝又健一