Dプラス スタッフblog

「医師の生涯のパートナー」を目指します

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麻酔科とAI

   

「医師採用の専門家」勝又健一です。

今週は日本臨床麻酔学会ですね。
学会期間中は多くの先生方と情報交換できるので大変ありがたい期間です。
ただし、集中力勝負なのでものすごく疲れます。

さて、ここ1~2年学会でAIの話題が増えたように思います。
技術進歩(ここでは麻酔機器や麻酔薬)が著しい医療界で次の話題なのかなと思っています。
麻酔科求人や働きやすい職場環境構築が弊社のテーマだけに避けては通れません。
様々な先生に話題も振ってご意見を賜っています。

曰く

・まだまだ先でしょう
・自動麻酔器の実用化はもうそこまで来ていて麻酔科医の仕事はなくなる

と両極端な意見があります。

一方で病院側(執行部)の要望は割と単純で「安全で安心な手術環境の構築」であり、
「経営的に潤う症例数の確保」に集約されているように思います。
もちろん、もっと多種多様な要望はございますが、多くの施設で共通するといった意味です。

そうなるとAIは安心できればコストダウンの期待高まる技術と言えます。
時代の流れから医療にAIの進歩は不可欠に思います。
あとはいつか?
これはまだ何とも言えません。
先生方が意識してほしいのは麻酔をかけて醒ますのは当たり前で、
人間様にしかできない仕事は何か?という問いをご自身にかけてください。
外科系の先生方や手術室のスタッフ、様々な人間関係を上手に進めることは
まだしばらく優位性はあるように思います。
いかがでしょうか?
ご意見お聞かせください。

“医師不足”を考える勝又健一でした。

 - 勝又健一