Dプラス スタッフblog

「医師の生涯のパートナー」を目指します

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カエルさんとネズミさん

   

先日、休日に庭先で靴を洗っていました。ポカポカの陽気で、陽と風を感じながら、靴を丁寧に洗う、ピカピカに磨くのは気持ちよいものです。

右斜め3メートル先の草やぶのところで、何かがごそごそと動いています。ん?!気のせいかな、と思っていましたら、二度三度と動いています。近づいてよくよく見ると、あっ!と後方に後ずさりしてしまいました。

家族から“庭のヌシ”と呼ばれているカエルさん、不定期に庭で出会って、ホースシャワーで水浴びもさせてあげている、一方的に友達と思い込んでいるカエルさん、そのカエルさんが、大きなネズミさんに頭やお腹や足を嚙まれたのでしょうね、血だらけになりつつ、草やぶの奥に引きずり込まれそうになっていたのです。ジャンプしては逃げようとしていたようですが、ネズミさんは後ろ脚を噛んで引きずっています。

私は、突然出くわした状況に、反射的に動いていました。手に持っていた靴で、ネズミさんの真横の草をピシャリと何度か叩いて、ネズミさんを撃退しました。カエルさんは、息も絶え絶え、暫く動きません。勇気を出して、草の葉で包んで両手で持って、場所を移動させて、ホースシャワーで全身の血を洗い流してあげました。少し手についた血は、何だか不気味な感じがして、何度も手を洗いました。基本的に、カエルやヘビなどは苦手だったのでした。よく、勇気を出して、手で持って運んだものだと、後からそう思いました。大きめのアイホン程の大きさのカエルさんです。

さて、その後、30分位したところで、カエルさんは少々体力が戻ったようで、庭先から隣の家の庭にゆっくり移動して行きました。良かった、本当に良かった、カエルさんを助けられた、、、、私はホッとしつつ、自分の勇気を自讃したい気持ちになっていました。

ひとり興奮冷めやらない私は、家に入って、丁度居間にいた娘に、ことの始終を話して、反応を待ちました。「パパ、凄いね!」という言葉を期待していたのだと思います。

娘は、さらりと一言「ネズミさんもお腹が空いていたんじゃない?!可哀想。子供もいたかもね。」

ああっ、そうかも知れなかった、見方を変えれば、カエルさんを生かしてネズミさんを殺していたのかも知れない、とも考えられる。自分の行為を、善だと思い込んでいた私はしばし考え込みました。

でも、その時その時で、私も精一杯です。あの時、あの場面、私が出来ることは、カエルさんを助けることだけでした。そのように、心と身体が自然に動きました。

「人事を尽くして天命を待つ」そういう気持ちになりました。

 

 

 - コンサルタントR