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第3回やぶ医者大賞

   

本日ブログを書かせて頂きますエージェントAです。

兵庫県の養父市が一昨年から「やぶ医者大賞」というのを行っておりまして、
先日第三回の受賞者が発表されたそうです。

捕捉説明をしますと、やぶ医者というのは語源の説が色々とありまして有力な
説の一つに江戸時代、養父市に住んでいる医者が名医で瀕死の患者を次々と
救い、村人から信頼を得ていたそうですが、その弟子たちに出来の悪い人が
多く、養父医者の評判が落ち、いつしか腕の悪い医師を「やぶ医者」、と呼
ぶようになったようです。

養父市は「やぶ医者」を逆手にとり、僻地などで医療に従事する優秀な医師
を表彰する賞、としてやぶ医者大賞を創設したそうです。公的団体などによ
る推薦で受賞者が決まるようで僻地の公的病院か診療所に勤務している事が
最低条件のようです。

イグノーベル賞のようなマイナス評価の賞ではなく、ネーミングから勘違い
してしまいそうなのですが、熱心に地域医療に取り組んでいる先生方を表彰
、応援する素晴らしい賞だと思います。
(ちなみに今年のイグノーベル医学賞はドイツ研究者チームでして、例えば
 右腕がかゆい時に鏡を見ながら左腕をかくと、脳が錯覚して右腕のかゆみ
 が止まる事を発見、だそうです。)

弊社の運営している僻地医局もより地域医療に貢献できるよう日々精進して
参ります。

エージェントA

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