こんなに嬉しいことは無い
先生方の転職をお手伝いした時の話になりますが、私は、入職した当日、1週間後、
2~3週間後、約1ヶ月後、約3か月後、約半年後、およそ半年で6~8回位は連絡
を差し上げて、ご勤務の状況をヒアリングしています。細心の心持ちにてお伺い
しませんと本当のことを聞き損ねることもありますので、神経のアンテナを全開に
して耳を傾けます。あれっ何かおかしい!?あの先生から、こんな表面だけの
言葉が返ってくるはずがない??と思った時には直ぐに電話をしたり、会う機会
を頂いて本音に近いお話ができるように致します。
最近頂いたメールで、今春に入職した先生からのものは本当に嬉しかったのです。
かいつまんでご紹介しますと、
・お陰様で環境に慣れてきております
・上司の先生方の配慮が有難く、いい人で、気持ちよく働けています
・残業が殆どなく、家族との時間が増えて、妻にも(子育て)協力できてます
・理解があるので、参加したかった勉強会にも行けて、いい出会いもありました
・アルバイト先は、忙しいのですがストレスなくやっています
・今後とも宜しくお願い申し上げます
メール全体から、余裕と活き活きした様子が感じられて、あれだけ苦しんで
おられた先生がこんなに落ち着いてご自身を活かせて日常が充実している、
と思い返しますと、本当に嬉しく、有難い気持ちになります。
ともすれば、真面目に実直に組織に仕えて来られた先生方は、ご自身のプライド
や思い込みや固定概念から、そして周りの標準的環境の情報を持っていないこと
も相まって、その袋小路の環境から抜け出れない方もいらっしゃるように見受け
られることがあります。とてもリスクの高い状況にいることを認識しながら、
どうしたらよいか判断がつかない、または勇気が出せない時があります。
そういう時は、誰彼でも、何度でも、相談なされた方が宜しいかと思います。
その分野のプロである、当方に相談頂くのも一つではあります。毎年、何十と
いう案件に接していますと、この状況なら遠くない将来にこうなるだろう、
という予測はそう外れません。なので、責任を取る覚悟で、誠実に自分の意見
をお伝えし、全力でことにあたります。それが、先生方に対する、仕事に対する
礼儀だと思っています。
今回は嬉しい文章でしたが、機会があれば、悲しく情けなかったことも
書きたいと思います。
日々、悲喜交々、塞翁が馬、そんな感じです。