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満光寺(伊那の善光寺とも呼ばれた)

      2016/02/08

長野県伊那市高遠町に満光寺という高遠藩主内藤家の菩提寺があります。

町宝である阿弥陀如来立像が本尊、「伊那の善光寺」とも呼ばれていたよう
で、「極楽の松」も有名です。

「極楽の松」の黒松は樹齢約500年、高遠城主だった武田信廉が天正年間
に兄信玄の遺命で城内から移植し、その後幾度となく火災に見舞われたが、
その都度、難を逃れたので、何時からか”一目見ると極楽へ往生できる”と
いう噂が広がり、「極楽の松」と呼ばれようになったということです。

先週末、お世話になった、とある病院(神奈川県相模原市)の事務局長の
お墓参りでその満光寺を訪れました。期せずして「極楽の松」も見ました。7

その事務局長は自分がこの業界に入りたての頃(2003年)から公私にわたり
お世話になっていて、愛情深い方でした。多少キャリアのある医師紹介事業
エージェントなら、名前を出すだけで「あ~あの I さんね!」と親しみの
言葉が出るほど皆に敬愛されていた方です。一昨年、闘病のすえ他界され、
奥様も昨年、追うようにして逝かれました。

自分は墓前でお願いしました。「あと数十年もすれば、自分もあの世に参り
ます。その時にはまた今生のように楽しい話しとともに色々教えて下さい。」と。

帰りがけに「極楽の松」を見た時、本当に極楽にいけるのかな~と思いつつ、
でも自分みたいな人間がいるところは極楽では無くなるな、とも冷めた感じ
になりました。(苦笑)

人間の生き死に常に寄り添って、日々を懸命に生きていらっしゃる先生方、
その先生方のキャリアの幾つかの場面で関わりを持てる時、自分も懸命に
お手伝いしたい、とそう思っています。

コンサルタントR

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