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時は金なり(年始に思ったこと)

   

どうも、エージェントYです。
2019年、初ブログにふさわしく、今年の抱負となるような内容を記載させていただきます。

『時は金なり』ということわざがあります。
時間はお金と同じように非常に貴重なものなので無駄に浪費してしまうことなく、
できる限り有意義に使いましょうといった意味合いの言葉になります。

名言は知っているだけでは意味がありません。というのも名言は実践できてはじめて意味のあるものだからです。
『時は金なり(Time is money)』
この名言を一度は聞いたことのある人や知っている人はとても多いと思います。
でも、その本質である機会費用の概念を理解したうえで、日常生活のなかで実践しながら、
人生をより良くするために現実に役立てることの出来ている人はそれほど多くないように私は感じます。

『Time is money(タイムイズマネー)』を言ったとされるのが、アメリカ合衆国建国の父の1人で、
100ドル札紙幣の肖像画にも描かれている、政治家、作家、物理学者として多方面で活躍した
ベンジャミン・フランクリンという人です。

彼の別の著書『自伝』のなかでは、彼の信念を13の項目にまとめたうちのひとつである『勤勉』の項目において、
「時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし」
という言葉も残しています。

ここで、日本の戦国時代が好きなわたしから、1つの逸話をご紹介♪

戦国時代に小田原城を拠点として関東を治めていた北条氏の三代目・氏康と息子の氏政が食事をしていた時の話。
当時の食事は、ごはんの椀に汁をかけて食べるのが普通でした。
こうすると米粒も残さず食べる事ができるからです。
氏政は、ごはんの椀に汁をかけましたが、まだ米が残っていたのか数回、汁をかけて食事を終えたそうです。
これを見た父・氏康は涙を流して、『北条氏もワシの代で終わりか…』と嘆きました。
驚いた氏政が理由を聞くと、
『椀に残った米粒を全て食べるのにどのくらいの汁が必要かお前は考えもせず食事をしていた。食事ひとつとってもお前の考えは浅はかだ』
と、理由を述べたといいます。
つまり、椀の中のご飯粒を食べるのにどれだけ汁が必要なのか、考えて汁をかけろということなのです。
でも氏政は、ご飯粒ありきで、どんどん汁をかけて食べていました。つまりあまり考えずに食事をしていたという事なんですね。

意識して行動することの重要性が痛感できる逸話であり、心に残っているわけですが
いろんなことに意識して行動するのは、大変な事。
せめて1つぐらいは、日ごろ意識していけたらと考え、『時間への意識』を心掛けるようにしている次第です。

何気なく生きていると時間はいくらでもあるようについつい錯覚しやすいのが私たち人間です。
でも、誰でも知っているように命が有限である以上、時間も決して無限ではなく有限で貴重なもの。

労基が定める基本労働時間は8時間。休憩時間を抜いて7時間あるとすれば
その7時間でその日やるべき業務を終えることがベスト。
ベストを維持するためには、仲間の協力も必要でしょうが、自身の協調性と柔軟性も必要となる。
悔いを残すことなくその1日を終えるためには、ライフワークバランスが保たれていることも重要となる。

24時間戦えますか?の時代がありましたが、実際には戦えませんね(笑)

1日も小さな一生涯!

オンとオフも時間を浪費することなく過ごしたいものです♪

 - エージェントY