Dプラス スタッフblog

「医師の生涯のパートナー」を目指します

*

最後の時

   

いつも当ブログをご覧頂きまして有難うございます。
今回はエージェントKが担当を致します。

2月も終わり3月がはじまり、そして4月へと移り変わっていくおわりとはじまりの季節となりました。
相変わらず風は冷たく、海の近くに住んでる身としては毎日が自然との戦いの様に感じております。

さて、ネットのニュースでこんな記事をみかけました。
■死迫る患者に好きなたばこを…全面禁煙除外要望
(Yahoo!ニュース)

これは様々な事を考えさせられる問題提起だと感じます。

私の祖父は死ぬ時まで愛煙家を貫いておりました。
祖母は禁煙して欲しい様でしたが、祖父が80歳を超えたあたりで禁煙について何も言わなくなりました。
私は親の転勤の関係上、当時祖父母の家で生活をしていましたので、なぜなのか?を祖母に聞いたことがあります。
その時、祖母は半分の呆れと半分の慈愛を込めて「この先短いから好きにした方がいい」と言っていました。

この記事を読んだ際にあの時の祖母の顔とすまなそうにしつつも満足気にタバコを吸っていた祖父の顔が浮かびました。
これは個人単位での話しで、この記事の様な集団単位で影響があるような状況下とは違っていますが、協会側の主張にはあの時の祖母と同種の気持ちがあるように思えます。

他人の健康を害さず、且つ個人の欲求を満たせるようなそんな施策があれば良いのにと思いつつ今回のブログは終了です。
エージェントKでした。

 - エージェントK