診療点数の改正
今回のブログを担当するエージェントAです。
皆様もご存知かと思いますが、平成30年度の診療点数改定にて
麻酔科の診療に係る評価が見直され診療点数が変わりました。
厚生労働省がアップしている資料の中で麻酔科について下記
課題が挙げられております。
・麻酔科においては、外部から派遣される医師の活用が進んでいる
一方で、その課題も指摘されている
・麻酔科における診療の質を高める観点からは、１）手術前後も
含めた総合的な医学管理、２）院内における他の診療科及び
多職種との連携の視点からの診療をより推進すべきと考えられる。
上記踏まえ、「常勤の麻酔科医による総合的な医学管理をより重視するよう」
見直しを行ったようです。
麻酔管理料はプラス改定でしたが、症例対応時の診療点数は特殊症例を
除いて、100点下がっております。
ここからは個人的な意見ですが、現在の麻酔科の非常勤の相場は
1件6万円でして、これは診療点数に基づいての相場ではないかと
思っております。なので、診療点数がこの金額を下回っていないので、
診療点数による影響はあまりないのではないかなと思っています。
まあまだ診療点数が改定されたばかりなので分かりませんが…
ただ一つ気になるのは「麻酔科の課題」にて、外部からの派遣
（非常勤やスポット）について厚生労働省はあまり芳しく思って
いないという事です。今後、状況が変わらなければ様々な方法で
対応してくる可能性もあるかもしれません。。。
エージェントA